所内研修

所内研修 令和4年9月分

2022年9月19日

月1回ですが、税理士法人マークスでは全体会議の中で所内研修を行っています。
TKCシステムの今回の所内研修は、TKCシステムまいサポートの申込の仕方がメインでした。

クラウド会計を利用しているお客様に関しては無料で使うことが出来ます。
標準搭載です。

TKCシステムまいサポートの活用

TKCシステムまいサポートの概要
KCシステムまいサポート(電話応対サービス)は、これまで職員様が担われていた関与先からの問合せ対応等をTKCが代行するサービスです。
TKCの専門スタッフが、関与先からのメール・IP電話による問合せに直接回答します。
大阪では、平成30年10月から開始されました。

現在、利用しているお客さんは、7関与先です。(有料利用も含む)
(設定はしているけれども、利用をしていないお客さんを除いています。)
システムそのものが、認知されていない可能性や電話をすることに抵抗があるのかもしれません。

TKCシステムまいサポートの申込方法は2つです。
〇会計事務所側で設定する方法(お客さんの同意のうえでのお客さんに変わって申込)
〇監査時に、お客さんにサービスを説明して、承諾および連絡先をご登録します。

必要なものは、会社のメールアドレスです。(なければ経理担当者のメールアドレス)

現在17社FXクラウドシリーズを利用していますので、12社が申込手続きもしていない状態です。
実際申込手続きをして、かんたんな質問をしてみることから始めてみましょう。

もし、どのようにやるか分からない場合は、会計事務所の担当者に質問をしてやってみることが重要です。

「TKCシステムまいサポート」が導入される前は、これまで分からないところがあった場合に、担当者に問い合わせをしていたかと思います。
このシステムを導入した場合には、この質問の返答をTKCに委託するシステムです。

委託先は、TKCカスタマーサービス株式会社 (株式会社TKCの100%子会社)
コールセンターサービス専門
所在地 栃木県鹿沼市
平成29年10月設立

TKCシステムのご利用のお客様(会計事務所、企業、地方公共団体)からの質問に応対する会社です。(電話やメールでの返答)
一番、優先的に答えてもらえるのが、企業となっています。

TKCカスタマーサポートサービス株式会社のHP

HDI格付けベンチマークは企業のwebサポートや問い合わせ窓口のパフォーマンスとクオリティを評価するサービスです。
その評価で最高評価の三ツ星を獲得しています。

専門家に聞くのが一番分かると思います。こちらも、お客さんから分からないところがあった場合、分かるものはすぐに答えますが、解決できない問題は、TKCのサポートデスクに電話して聞きます。
直接お客さんから質問していただく方が、返答への優先度は高くなっています。

 

この流れを直接お客さんとTKCシステムまいサポートを通すことによりスピードが早く解決することが出来ます。
また、優先順位も会計事務所からの質問よりもお客さんからの質問の返答の方が優先されています。

どんな質問でも大丈夫です。ただしTKCクラウドサービスに係ることに限ります。(TKCシステムまいサポートは標準装備です。)

たとえば下記の理由などで

システムの操作方法
システムのエラー
システムの設定方法
ときどき、フィンテック(銀行残高受信)とかでエラーが出るかと思います。

こんなときに、TKCと繋がっているため画面を見ながら、教えてくれます。
(リモートディスプレイサービスを利用)
メール・電話での問い合わせができます。

 

今までの質問は、お客さん  →  会計事務所  → TKCヘルプデスク →会計事務所 → お客様へ返答

 

これからの質問は、お客さん  → TKCシステムまいサポート →お客さん(その場で解決)

 

TKCシステムまいサポートの利用設定(TKCクラウドシリーズ版)IP電話設定

1ダウンロードで「IP電話折返し用スタートアップ登録ツール」をダウンロードします。

2「StartupIPPhone.zip」を解凍します。

3「StartupIPPhone.exe」をダブルクリックします。

4 IP電話のプログラムの登録が完了すると、「登録が完了しました」と表示されます。

5 「OK」ボタンをクリックし、ツールを終了してください。
(OSがMacの場合ですとこの機能は利用できません。)

もし、操作が分からない場合は、担当者にご相談ください。

 

「電話での問い合わせ」はIP電話を使用します。

事前にヘッドセット等をご用意ください。
(申込時期に応じて、マークスからマイク付きヘッドホンを無償で提供いたします。)

 

電話やメールをする前に

メールでの問い合わせや電話での問い合わせの前に、よくある質問(Q&A)がとなりにあると思います。
まず、最初に出てくるのが 問い合わせが多い質問 これで自分が質問しようとしているものはないかを確認してください。

次に、検索欄に調べたい言葉を入力して探してみてください。

それでも分からない場合は、「電話」や「メール」で問い合わせをしてみてください。

 

給与計算 給与振込で振込依頼データ作成における事前設定方法の説明を受けました。

インターネットバンキング連動システムを利用する場合、FXクラウドシステムは標準搭載のため無償ですが、スタンドアロン型は有料となっています。

1.PX(給与計算システム)で、「会社情報」のタブの「34.金融機関情報」を埋めていきます。
振込元となる銀行、支店と振込先となる銀行・支店を登録していきます。
金融機関コード、支店コードは、全国銀行協会で決められているコードを使用して登録します。
(インターネットで各銀行のホームページに行き支店を検索してみてください。)

※最近、助成金や補助金の申請でこの振込先の銀行コードを登録することが多々ありました。

振込元となる銀行について、該当金融機関の「給与振込フォーマット情報」より「登録」ボタンをクリックして、フォーマット情報を登録します。

2.「会社情報」タブの「6.振込元金融機関」を埋めていきます。

3.「会社情報」タブの「1.基本情報」を埋めます。
4.「社員情報」タブの「1・社員情報確認・修正」を埋めます。

今まででしたら、FDやMOに作成して銀行に持参していったかと思いますが、今はインターネットバンキング連動システムで連動して振込依頼をすることが出来ます。
(ただし、このシステムはスタンドアロン型ですと有料となっています。FXクラウドシステムでは標準搭載となっているためレンタル料に含まれています。)

動画が一番分かりやすいので、添付しておきます。
銀行の振込先設定

戦略給与情報システム(PX2)の情報提供

いろんな機能がついていますが、毎月の給与計算と年末調整で終わっています。使いこなせればデータ管理に役立ちます。

PX2 戦略給与情報システム

税理士法人マークスでは、FXクラウドシリーズでの契約をしている場合は、レンタル料の中に含まれています。
会計、販売・購買管理、給与計算、さらに、PXまいポータルやバックアップ機能、上記で説明しているTKCシステムまいサポートも含まれています。

 

電子インボイスで、PEPPOLによる方法を聞きました。

インボイス対応において、取引先コードの記載内容をメンテナンスしていく必要があります。
取引先情報に事業者登録番号を入力して管理します。法人の場合は、法人番号から事業者登録番号を自動的に引っ張ってきます。

電子インボイスへの対応案
TKCはデジタル庁から国内初となる「ペポルサービスプロバイダー」に認定されました。令和4年8月19日(金)

この適格請求書等についてデジタルインボイスを採用することにより、事業者は、メール等を活用した電子での請求書等の送受信・保存といった従来の仕組みと比べ、経理業務のさらなるデジタル化を図れます。

デジタルインボイスは、標準化され構造化された電子インボイスです。
適格請求書発行事業者の登録番号
相手先の名称
品名
単価
数量
取引金額といったデータがセットされています。

デジタルインボイスを受け取った事業者は、これらのデータを活用した、支払業務や記帳業務等のデジタル化が期待できます。

 

現在のお客さんに関係あるところとして

このデジタルインボイスを送信機能を搭載するシステムは
FXクラウドシステム
SX2,SX4クラウド

このデジタルインボイスの受信機能を搭載するシステムは
FXクラウドシリーズ
FX2
FX4クラウド等

インボイス制度への対応には時間を要します

まずは、ここからはじめましょう。

自社が現在発行している請求書を整理・見直します
書類の様式、消費税額計算を確認
インボイスとする書類を確定
必要な項目を追加・不要な項目を削除する
現状のシステムでインボイスに対応できるか検討する。

分からない場合、会計事務所の担当者に聞いてみよう。

そこでお勧めなソフトは、FXクラウドシステムのインボイス請求システムです。
業務フローは
見積もり → 売上 → 請求 → 入金・消込 → 元帳

販売管理は、FXまいスタークラウドはすでに搭載済
FXクラウドが令和4年10月から搭載されます。

まだまだ開発途中ですが、動画を添付しときました。
FXまいスタークラウド 販売管理機能の紹介
スクロールして一番下にあります。(動画が見やすいと思います。)

あとは、TKCが行っている外部研修へのお知らせがありました。

 

 

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