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電子納税でダイレクト納付してみました。(令和6年5月1日追加更新)

2023年9月12日

電子納税の勧め 特にダイレクト納付です

 今回も業務効率の話です。主に法人のお客様への提案です。
もちろん、個人のお客様でも源泉所得税や従業員の市民税の納付にも使えます。(個人の所得税、消費税は振替納税)

 

電子納税は、令和4年9月号のニュースに 「納税の手間を減らすためには電子納税」 の記事を書きました。
事務所で力を入れているところのひとつです。(令和6年も力を入れていきます。)

(記事にはかんたん納税キットで納税データを送付したあと、電子納税が出来ることがかいてあります。
そこではインターネットバンキングを中心に書いていました。今法人のお客様の約3割はインターネットバンキングで納税を行っています。)

 

今回はさらなる時間短縮でダイレクト納付」です。
納税データを送付したら即日納付か引落日を指定します。即日納付は銀行口座からすぐに引落となります。

 

ダイレクト納付の特徴

(1) 納付手続が簡単(電子申告等の送信後、ワンクリックで納付手続が完了)。
(2) インターネットバンキングの契約が不要。(これは誤解している人が多いです。契約しなくてもダイレクト納付は可能です。)
(3) 即時または期日を指定して納付することが可能。
(4) 税理士が納税者に代わって納付手続を行うことが可能。

 

なお、このダイレクト納付を行うにあたって、申請が必要となります。
国税、地方税も法人の場合は紙での書類提出となります。
ほぼどこの銀行も申請が出来ますが、ネット専用銀行は不可となっています。
(ここで、お客さんから紙での提出ですかと突っ込みが入ります。)

国税の申請先は、管轄の税務署へ提出となります。完了まで1カ月程度かかります。
地方税の申請先は、引落銀行です。完了まで10日程度から30日程度です。

 

TKC電子納税かんたんキットであれば、電子申告等の届出から申請用紙が作成できます。

 

国税庁から、申請用紙が結構入っているかと思います。ホームページからも出力できます。

 

 

今、なぜ電子納税を勧めるのか?

令和6年5月送付分(これは令和6年3月決算分)から法人税・消費税の納付書が送付されなくなります
(電子申告により申告書を提出している法人が該当します。)

国が電子化と経費削減に力を入れてきたからです。となると、電子納税をするか、納付書を税務署へ取りにいくことになります。


事務所にとって、これは変更のチャンス
だと思っています。業務の効率化の一つだと考えています。

特にTKCシステムを使っているところは楽になるチャンスです。

以前から国税のダイレクト納付という制度がありましたが、地方税がまだ対応していないこともあり、提案してきませんでした。ずっとその感覚でいました。

TKCでは地方税のダイレクト納付ができるようになったのが令和2年1月からなので、もう3年も経過しています。

実際に、お客様でダイレクト納付の利用が数件だということも分かりました。

令和6年は一気に進めていきます。

 

今まで出来なかった大きな理由は3つです。

  • 事務所があまりお客様に勧めてこなかったこと。(現状のやり方に問題なかったため)
  • 銀行に行く用事があるので、そのときに一緒に払うから。またその当時地方税のダイレクト納付は無かったため
  • 勝手に引き落とされるのは嫌だから。通帳に残高がないので払えない。(実際はこちらから意思表示をする必要があります)

 

どうしたら普及するか?

人は追い込まれないと動きません。またもっと良い方法があっても、今のままに不満がなければ動きません。
知らないと現状のままでいいと思ってしまいます。

事務所の担当者に「ダイレクト納付をしたい。」といいましょう。
そのときに一緒に設定してくれると思います。TKC以外でもeLTAXで行うことが出来ます。

担当者が経験を得て、所内で情報が共有できれば進むと思っています。

そこでこのページに飛んできた前の文章を見ると、現状維持のままで思っていると前に進まないということです。

所内の情報交換がうまくいっていなかったこと。

担当者がこのダイレクト納付に腑に落ちていなかったということです。
その時間短縮のイメージが出来ていなかったからです。
(お客様にとって、今まで銀行で納付したことを思えば、インターネットバンキングでもだいぶ楽になったと感じているから)

ますます所内研修での情報交換が必要となってきます。

2024年の目標です。

 

実際にお客さまにダイレクト納付の手続きをやってもらいました。

 

事前に、申請方法を調べたうえで実際にお客様のところに8月末に行きました。

2年前からの納税について
納税に関しては、通常通り、個人住民税の電子納税を指導しながら行ってもらいました。

(源泉所得税に関しては、納期の特例を取っていたため納付は行っていませんでしたが、こちらも会社にいながら電子納税が出来ます。)

電子データを送り、そしてインターネットバンキングに接続して納付してもらいました。
インターネットバンキングは、銀行によっても違ってくるかと思いますが、数字を入力する作業に時間がかかってしまいます。

提 案

お客様におおよその説明をして、ダイレクト納付を行うとさらに時間が短縮するかを説明して上記に書いてある申請用紙に記入してもらいました。
地方税のダイレクト納付は直接ホームページから記載して印刷して銀行が指定する送り先に郵送いたします。
国税庁は管轄の税務署が指定するところに郵送しました。
地方税は、2週間ほど
国税は、1カ月ほどかかると言われています。

行ったのはこれだけです。

実際にダイレクト納付を行いお客さんが思ったこと

次の訪問は9月11日でした。
お客さんのところに訪問して電子納税でダイレクト納付をしてもらいました。

選択はダイレクト納付を選べ、電子申請して即日納付で終わりです。
あまりにも早くてびっくりしました。

念のために、銀行口座に調べてもらい、引き落とされていることを確認できました。

お客様がおっしゃっていたことは
インターネットバンキングだけでも夜にも振込ができるし、銀行に行かなくてもよいので楽になったこと
さらに、ダイレクト納付を行うことにより、インターネットバンキングにつなげずに納付できることが時間短縮になります。
たとえば、月末に給与振り込みを行い、同時に翌月10日住民税や源泉所得税の納付の日付を指定することも出来ます。

 

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