事務所ニュース

電子で思い出すことは 令和5年3月号

2023年3月11日

3月と言えば、事務所では確定申告で一番忙しくなる月です。(もう少しで終わります。)

また、高校入試 (大阪府の公立高校は3月10日)

大学入試’(2月~3月)、そして卒業式のシーズンです。
別れの季節や新たな希望を持つ季節ですね。

所内では3月15日まで全力投球!! その後の「確定申告の打ち上げ」が楽しみです。

 

電子に関係するもの (令和6年 事務所では、電子納税をものすごく勧めています)

「電子××」「電子△△」って世間で言われているけれど、「抽象的」でよく分からないと思います。

 

経理や会計に係るもの 

電子申告、電子申請、電子帳簿、電子取引、電子納税、電子署名(電子サイン)が挙げられます。
簡単にいって、インターネットを通じてやり取りするものだと思っています。

 

ネットでのやりとりならば、LINEやチャットもあります。

Chatworkも中小企業に人気があるシステムです。

「Chatwork」のことを聞いたのが10年前にある講演で聞きました。(2012年頃)
10年前なので、本当に創業当時で、その講演者がこれから伸びると言っていました。

このチャットでのやり取りが、在宅ワークを可能にすると言っていました。このコロナで働き方が変わってきていると思います。

令和4年12月決算期は、営業利益が赤字ですが、売上は上がってきています。
場所を選ばずに仕事をする環境になりつつあるのではないでしょうか。
成長曲線にのってこれから、会社からでなくいろんな場所にいながら仕事が出来るようになるのではないでしょうか。

Chatworkのホームページ

2022年12月の有価証券報告書より抜粋

着実に課金ID数は、増加しています。すべての有価証券報告書を読んでいるわけではないので分かりませんが120ページほどあります。
注目したい会社です。

打ち合わせやセミナーも、パソコンを使いZoomWebexで行います。
今までは、会場や事務所に行っていましたが、今はWEBのため、移動時間を短縮することが出来ます。

 

 

ほかにも、

電子レンジ、電子看板、電子カーテン、電子カルテ、電子記録債権法(電債)、電子計算機(コンピューター)電子決済、電子辞書、電子商取引(ECモール、ネットオークション、コンテンツ配信サービス)etc.

 

ドラえもんの世界が、現実になってきたのではないでしょうか。

 

 

3秒ルール 快適におこなうために

 

インターネットで表示されるまで我慢できる時間が3秒と言われています。2秒以内がベストだと言われています。
サクサクいくのがいいです。

3秒の時間は野球で言えば、投手がボールを投げ、捕手が2塁まで投げる時間となります。

 

出来るだけ早く読みこみ出来るために、もし、新たにパソコンの購入を考えの方は一番下にある基準を参考にしてください。
(当事務所でもTKCを通じて、パソコンの販売もしています。今回の3月のニュースの中に資料を入れています。)

 

違う意味の3秒ルール(悪い例です。)

落した食べ物を3秒以内で拾って食べれば大丈夫!!」と先輩が言っていましたが、落した場所によると思います。
大学時代の飲み会のときによく先輩が言っていました。

食べ物を落した場合は、基本は、洗って食べるか。あきらめるかです。
食べない方が安心かもしれません。

昔、事務所の慰安旅行でソフトクリームをアスファルトの上に落して、接触していない部分をすくって食べていました。
周りの人はドン引き状態でした。

何もなかったので大丈夫ですが、気を付けたいものです。

 

通信のスピード 10年ごとに新しくなり速くなってきています。

 

(総務省資料より抜粋)

 

1G 1980年代 自動車電話やショルダーフォン
2G 1990年代 デジタル化、メールやインターネットが出来るようになりました。
3G 2000年代 テレビ、動画、音声などのコンテンツが充実。スピードは下りで最大3.6Mbps (2008年にiPhone3G販売)
4G 2010年代 受信スピードの高速化 受信速度が最大1Gbps (1G=1024M)4Gでしたら動画は止まることなく見れます
5G 2020年代 受信速度のさらなる高速化 受信速度が最大10Gbps  多数同時接続 自動運転や遠隔操作による診療可能
6G 2030年頃 受信速度の高速化 最大100Gbps

 

東京オリンピックのとき、この5Gを使って、多方面から映像を見ることができるゴーグルの計画がありました。
(コロナのよりこれらの計画は実現しなかったです。
しかし、今AR(拡張現実)技術は、いろんなところで広がっています。

 

もう10年前になりますが、USJのパスポートをもって子供と毎週のようにUSJに行っていました。
ターミネーター2:3ーD のアトラクションで遠隔操作の話をしていましたが、手術の遠隔操作も実際行っていると思います。ネットを通して受診しています

 

インターネットが快適かどうかを 調べる方法は?

インターネットが快適であるかの一つの指針に、回線スピードが適正かを調べる方法があります。

検索で「インターネット回線の速度テスト」か「FAST」で検索して見てください。
FASTのHPはこちら

https://fast.com/ja/

TKCのクラウド会計を利用しているところは、トップ画面の右上の「処理速度が遅いと持ったら」をクリック!!
同じシステム「FAST」で速度を測ることが出来ます。

 

事務所内の通信環境は、去年Ipv6対応の光通信に変更しました。(利用者が増えても混雑による通信速度が改善)
確かに、以前はTKCの研修動画を見るのにかなり止まっていましたが、今では快適になっています。

 

現在の状況 (事務所内の環境) 

WiFi接続で「75Mbps」(人がいなければ150Mbps)
有線接続で「521Mbps」

事務所の社員が外部で使うモバイル接続
「20Mbps」です。

動画を見るのなら10Mbpsで充分です。個人のスマートフォンは、おおよそ「20~80Mbps」時間帯と場所によります。

 

パソコンを快適に動かすためには (購入時の参考に 価格はおおよそです 2022年2月現在)

パソコン
Windows11 CPU COREi7以上 メモリー 8GB以上 22万円~26万円
インターネット接続
光回線 Ipv6対応 月額5,000円前後
Wi-Fiルーター
Wi-Fi5 Wi-Fi6 Wi-Fi6E 1万円前後
スキャナー
富士通PFU iX1600 又は iX100 56,100円又は26,400円
ディスプレイ
HPモニター 24インチ前後 2万円前後

 

クラウド化、作業効率化を考えて勧めています。
(パソコンは4年~7年の使用を想定して勧めています)

上記の製品は事務所が使っている製品を勧めています。

ちなみに、私が事務所で使っているノートパソコンは、dynabook G83/HSです。CORE i7で メモリーが8GB

 

電子取引とは、ネットでのやりとり

今、日本は世界と比べて電子取引は遅れていると思います。世界ではデジタル化が進んでいます。

保存に関しては、きっちりデータ保管してくれている関与先様がふえてきています。

 

私はすぐに印刷をしています。紙印刷は見やすく直接ペンで書き込むことが出来るからです。ペンを持ち図を書きながらアイディアを考えています。

最近は、これをパソコン上で考えるようにしています。それを可能にするのがモニターです。情報をみながら、文章を作る。

 

事務所の電子取引についての取り組み(電子帳簿も含む) 令和6年にはニュースや請求書は電子メール対応に考えています

現在、ニュースや請求書は紙発行で行っています。

令和5年10月から電子インボイスになります。そこでまだ決定事項ではないですが、請求書や事務所通信をメールで配信やネットでの配信を考えています。
そうすることで、紙の保存がなくなります。(ネット環境がそろっているお客さんのみ行います。)

TKCの請求システムで、電子インボイスをどのようにするのか。アナウンス方法を考えています。

 

帳簿関係は、電子帳簿になり、TKCの会計システムを使っているお客さんに関してはCDで返却して、場所が取らないようになっています。
中間申告や償却資産税、合計表もいずれ、PDFにしてお客さんに返せればいいと思います。

 

事務所内では、2011年から書類を電子化をして残しています。(富士ゼロックスのドキュワークスを使っています。)
申告書をはじめ、付属資料、メモ、売買契約書等を残しています。

 

基本は、フォルダー管理となります。階層分けが重要となってきます。これはお客さんによって異なってきます。
事務所では、関与先情報は「定款・謄本・議事録」「届出書」「申告書」「申告書作成資料」「継続資料」「確定申告(個人)」
「人事関係」というフォルダーを作りさらに細分化したり、年度ごとに分けています。

 

電子取引について

Q&Aを読んでも具体的な詳細までは分からないです。(中小企業の電子取引サポートブックより)
今後、具体的なQ&Aが出てくると思います。

 

取引先から、「請求書をメールで送ってもよろしいでしょうか。」あるいは、「インボイスの登録番号を教えていただけませんか。」という問い合わせありませんか?

実際、お客さんからこのような質問があったと聞いています。
電子インボイスが今年の10月から開始になり、この電子取引が一気に進むと思います。

 

電子帳簿保存法を語るときに、どの部分を話しているか理解すること

電子帳簿保存 (任意です。)

スキャナ保存 (任意です。)

電子取引   (強制適用です。すでに開始していますが、今年の12月まで猶予となっています。)

 

今回の記事は、すべての要件に該当します。

電子化して保存しましょう。
保存場所をスリムにしましょうと提案しています。

 

特に、電子インボイスの話がこれから出てきます。
強制適用の電子取引には、準備期間が必要です。

この時期に、業務の流れを再確認して、改善できるところは改善していきませんか。

 

3月末までに、税制改正と予算が国会で成立します。

このニュースとは別に、「令和5年度税制改正のポイント」の特集号も一緒に入れています。ぜひ読んでみてください。
「インボイス制度開始に伴う負担軽減措置」や「電子帳簿保存法に関する見直し」にページを割いています。

 

 

 

 

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