事務所ニュース

10月1日が到来する前に 令和5年8月号

2023年8月16日

10月1日が到来する前に(令和5年8月号)

 

8月になりました。私の記事もこの号を入れてあと7回となりました。
(令和5年12月で最後になります。)

コロナ規制が無くなりました。コロナ明けのお盆は皆さんどうされますか?

あと2か月でインボイスが始まります。(本当は、電子取引が気になりますが。)
確実に業務量が増えて忙しくなります。

 

今月あたりから「冷麺始めました。」と同じように「インボイス始めました。」という表示が出てくるかもしれません。
ネットでもこのようなステッカー販売をしています。事務所でもTKCを通してステッカーを販売しています。

気づいてくれたらうれしいですが、事務所の入り口にア青のインボイス登録済みを貼っています。)
令和5年10月になり、まだインボイスのステッカーを貼っているところは見ていませんが、領収書にインボイス番号があるかチェックするようになりました。

追記:広く公表されていないと思います。居酒屋で領収書をもらうことがないので意識していないかもしれません。

 

税理士法人マークスは、お客様の継続的な黒字決算のお手伝いをします。

 

 

「クラウドシステム利用、書面添付、予算設定」を行い黒字化のお客さんを増やしていきたいと思っています。

 

業務の効率化を図るために、この2か月で出来るところの見直しをしていきましょう。
再度制度を確認する方法は、事務所から配布する冊子を2時間かけて一気に読むことです。
(今回、冊子を添付しますので、お客様の経理担当者にお渡しください。)

私は、この冊子を真剣に読みました。おおよそ1時間半かかりました。

 

未来会計を見据えて 銀行又はクレジットカードからの取り込み


FXシリーズの33%のお客様がデータ読込をしています。令和5年12月までには4割ぐらいまで持っていきたいです。(私の願望)

 

FX2クラウドシリーズの利用が、最高であること

①所内で、FX2の研修を行っています。現在、所内での有効利用のやり方を共有している最中です。

②経理事務の少量化が図れます。(フィンテック利用、電子納税利用、消費税のチェック、帳簿保存等)

③未来会計へ通じています。過去会計からの脱却して、まずはリアル会計を目指していきましょう。

 

 

電子化の流れで最近思うこと(避けては通れないこと。いつの間にか普通になっていくこと)

お客様で会社で解散登記を行うのにあたって、個人の印鑑証明書が必要となってきます。
お客様がおっしゃっていたことは、「マイナンバーカードで役にたったのはコンビニでの印鑑証明書の取得ですね。」
75歳を過ぎた社長がそのように言っていました。

 

実際に私も、印鑑証明書が簡単に取れるかやってみました。

近くのファミリーマートで、最初のトップ画面の情報が多くて、どのボタンを押せばよいか迷いましたが右下のボタンを押してからはサクサク出来ました。

大阪市住吉区役所では、どのくらいの順番待ちがあるのかをHPで見ることが出来ます。
コンビニで取得するメリットは、時間を気にせずいつでも好きなコンビニで取得できることです。

毎日6:30から23:00までです。(土、日関係ないです。)

 

行政でも、児童手当の概況届変わりました。毎年6月頃に健康保険証のコピーをつけていましたが、そのたびに市役所の方が、個人のデータを持っているから分かるだろうと思いつつ提出してきました。
去年から特に申請する必要がなくなりました。

海外の人から見ると、まだ日本は遅れているという印象です。中国ではインターネットですべての手続きが終わるそうです。


電子化でいろんな方法での資金調達できるようになりました。

クラウドファンディングがあります。
始めて知ったのはカンブリア宮殿で「ミュージックセキュリティーズ」を取り上げられていて、投資しました。
投資をして、お酒、お肉、お米の会社に投資をして返礼品をもらい、ファンド終了時には出資金が戻ってくる仕組みになっています。(投資成績はあまりよくありませんが)

 

最近行ったのは、CAMPFIREでの投資です。物を作るために出資を募って作成してお渡しする方法です。
今年の4月末に、缶オープナーの製造のために投資をしました。商品は8月ぐらいには届くかと思います。

Can Opener

実際に届いて使ってみました。炭酸飲料だと少し吹きこぼれてしまい、ベタベタしてしまいますが慣れたら大丈夫です。
ビールだともっと美味しいく飲めますね。

 

バングラディシュのグラミン銀行が行っているマイクロクファイナンスです。無担保少額投資のことです。
このバングラディッシュと言う国は、山口恵理子氏の「裸で生きる」という本で知りました。会社名は「マザーハウス」です。

ここの筆入れを持っていますが、ジュートを利用して作られています。
なお、日本でもグラミン日本が2018年から開設しています。

 

試験の申込もインターネット申込で楽になっています。

試験の申込はインターネット経由、スマートフォンで自撮りをして画像を取り込み大きさを合わせて、あとはクレジットで支払です。10分ぐらいで申込完了。
更新作業や日本政策金融公庫への借入金申込、コロナ禍での事業復活支援金等の申請もインターネットでの申込

IT導入補助金もインターネットからの申請ですね。

 

出来ることから始めよう

過去において、電子取引・インボイス対応ワークブックをニュースとともにお渡ししました。

ワークブックをもらっているけれど、不明の場合等は、ご連絡ください。
(当初から給与所得や免税事業者の場合には、このワークブックを入れていない場合もあります。)
(今でしたら、このVol.2の自社発行請求書のインボイス対応が理解の助けになると思います。)

なんとか準備をしてお客様にお渡しできるように対応します。

インボイス制度、そのものを確認しましょう。

一気に冊子等を読むことをお勧めします。ここでは全体像のみしか書けないので、お客様ごとによって取り扱いが違ってきます。
消費税が本則課税、簡易課税、基準期間の売上高が1億円超で異なってきます。1万円、3万円の違いもあります。
また、お客様が発行する請求書のフォームが問題ないかマークスの担当者に確認してもらいましょう。

 

仕入先が個人事業者の場合には、インボイスを取得しているか聞いてみましょう。

 

適格請求書発行事業者は、登録番号からしか検索できません。(個人の逆引き検索が出来ません。)

登録番号があっているかどうかを調べるのには、インターネット環境が必要です。

国税庁のHPで、公表情報ダウンロードで番号を確認して、その番号を検索の窓に入れて出てきた情報を保存していけば、個人名も調べることが出来ます。

名前だけだと同性同名がいますし、屋号登録をしている可能性もあります。
名前からの検索は間違いや個人情報の観点から逆引きを行っていないと思います。

 

売上インボイスとする書類 どれにするか決めましたか?「請求書」「納品書」あるいは合算でひとつにするかです。

 

ソフトの使い方で分からなくなったら、TKCシステムまいサポートを利用しよう

 

クラウドの場合 「TKCシステムまいサポート」は、レンタル料に含まれています。無料でTKCシステムに質問することが出来ます。
すぐつながる、画面共有OK、折返し日時指定OKです。質問に関しては「システム」のことだけです。

税務や会計のことは、会計事務所にご連絡ください。

 

インボイスの検索のために事前準備を

取引先コードの充実 会計ソフトの取引先コードの充実

これにより、法人番号やインボイス番号を紐づけすることが出来ます。
ここを充実することにより、決算書の内訳書も記載が必要となります。

 

請求書の確認(売上、仕入等)

仕入先については、インボイスを取得しているか確認。
インボイスの書類をどれにするかの確認。
(当社側 納品書、請求書、領収書)
(仕入先 どれをインボイスとして行っているか。納品書の場合にはこれらの保存も必要となってきます。)

 

税理士法人マークスでもお客様の消費税の動向を把握しています。

当事務所から、適格請求書発行事業者の申請を行ったところを管理しています。(電子申請で行っています。)
TKCシステム導入先では、インターネット環境が整っているか。事業者登録番号の登録状況の進捗度を見ています。
税額経理区分(税込、税抜)、月次更新完了月、消費税等の端数処理方法、利用システムも一覧で見ることが出来ます。

消費税の動向を調べるにあたって、本則課税、簡易課税、免税事業者、また過去、現在、未来と時系列にした表から判断しないとなりません。
届出書漏れが一番怖いです。3年前から注目していないと痛い目に合います。
(インボイスばかり目にいってしまうと、消費税法の届出の切り替え等も考えていかないとなりません。)

 

インターネットのセキュリティについて

インターネット環境が整っているかの判定は、会計ソフト(FX2等スタンドアロン型)がインターネットに繋がっているかです。
基本は、「Microsoft Defender Antivirus」ソフトを登録しています。お客様によってはお客様のウイルスソフトを使っているところもあります。

2022年10月のランサムウエア攻撃の被害にあった大阪急性期・総合病院(事務所から車で15分ぐらいの場所にあります。)の件があり、セキュリティに不安がある方は、事務所からもランサムウェアに対応したTKCサイバーセキュリティサービスを今年の4月から有料で提供することが出来るようになりました。(事務所では全てのパソコンに加入済みです。)(クラウド版のみ対応)

(利用料金は1台目550円 2台目から990円/月・台です。)

 

令和5年6月23日をもってTKCシステムのインボイス制度への対応完了を宣言しました。

① 仕入先が適格請求書発行事業者かどうかを、その名称から自動判定
② 経過措置・特例の適用の可否を自動チェックし、修正すべき仕訳を一覧表示
③ 会計帳簿から消費税申告書までの一気通貫

 

この記事はどうでしたでしょうか?
「内容が良かった!!参考になった。」「悪かった!!分かりにくかった。」 どちらかの〇にクリックして頂けると助かります。
今後の文章の改善につなげようと思っています。
左がgoodの〇です。 右がbadの〇です。

 

-事務所ニュース