予算作成は「経営の羅針盤」:どんぶり勘定から脱却し、継続的な黒字を実現するために
(令和5年6月の記事を修正を加えています。)
だいぶ暑くなってきましたね。大阪ミナミの街にも活気が戻り、飲食店が賑わう様子を見るのは、私たちにとっても大きな喜びです。
さて、経営者の皆様に質問です。 「儲けるために、今、何が必要ですか?」
この問いに正解はありません。事業は多くの要因が重なり合って継続するものだからです。
しかし、一つだけ断言できることがあります。
それは、「予算(計画)のない経営は、地図を持たずに航海に出るのと同じ」だということです。
今回は、なぜ今、予算作成が重要なのか、その本質についてお話しします。
1. 予算は「未来の意思決定」を支えるものさし
「売上は水物だから、予算なんて立てられない」 「計画はすべて頭の中にある」 零細企業の社長ほど、そうおっしゃいます。
しかし、あえてお伝えします。今こそ予算が必要です。
予算(経営計画)を作成する最大のメリットは、「現状と理想のズレ」を数値で可視化できることにあります。
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トップダウン方式: 社長の「こうなりたい」という想いを数値化し、中長期的な方向性を定める。
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ボトムアップ方式: 現場の予測を積み上げ、1年先の現実的な着地点を見定める。
この両輪を回すことで、社長の頭の中にある「想い」が「具体的な戦略」へと変わります。
「やりたくないこと」や「理想の姿」を紙に書くと実現するように、経営も数値化することで、意思決定のスピードが格段に上がります。
2. 「継続MAS」で実現する、未来への予測
税理士法人マークスでは、「継続MAS」というシステムを使い、お客様と一緒に数字を作り上げます。
単に過去のデータを監査するだけでなく、以下の項目を整理します。
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過去の実績分析: 前期の課題を次期にどう活かすか。
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限界利益の確認: いくら売れば、いくら残るのか。
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人件費と固定費: 攻めの投資(採用・昇給)は可能か。
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資金繰り計画: 借入の返済に無理はないか。
これらをクラウド会計(TKC FXシリーズ)に連動させることで、毎月の実績と計画をリアルタイムで比較できます。
「計画がない=比較対象がない」状態では、今の手が正しいのか判断できません。
予算があるからこそ、「次はこう動こう」という次の一手が打てるのです。
3. DX化がもたらす「意思決定の時間」
私たちがDX化やフィンテック(銀行・カードデータ読込)の導入を強くお勧めしているのは、単なる事務効率化のためではありません。
「入力時間を減らし、社長が考える時間を作るため」です。
当事務所も例外ではありません。スタッフの平均年齢が上がる中、労働力不足を補い、活気を維持するためにはデジタルの力が不可欠です。
事務作業を1/3に減らし、空いた時間で「未来の予算」を語り合う。それこそが、これからの経営に求められる姿です。
4. まずは「5つの質問」から始めましょう
難しく考える必要はありません。まずは以下の5点に答えることから始めましょう。
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目標とする利益率は?
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売上は前年比でどれくらい伸ばしたいか?
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粗利益(限界利益)はどれだけ確保できるか?
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従業員の給与・賞与をどうしたいか?
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将来、何人で事業を運営したいか?
この質問に答えるだけで、あなたの会社の「未来の設計図」が動き出します。
税理士法人マークスの約束
私たちは、お客様の「継続的な黒字決算」を全力でサポートします。
まずは自己資本比率30%**を目指し、緊急時でも揺るがない強固な財務体質を作りましょう。
「見える化」することで、経営の不安は自信に変わります。 予算作成に興味をお持ちの方は、または当事務所までお気軽にお声がけください。
未来への一歩を、一緒に踏み出しましょう。
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