ゴールデンウィークが終わりました。
久しぶりに大学時代の友達に会ったり、映画を見にいったり、子どもと焼き鳥屋に食べにいったり、勉強したりして充実したゴールデンウィークでした。
5月5日の子供の日に、石川県で地震がありました。ちょどその時にお昼に椅子に座って本を読んでいました。
少し気分が悪くなり目が回るような感じったのでもしや、脳梗塞かもしれないと正直思いました。
最終的に、スマホを見て地震があったことが分かりました。大阪市では震度1でしたが、マンションの場合、微妙に揺れている時間が長いので気持ち悪くなります。
2023年5月号 事務所通信要約版
今回の事務所通信には
経営の話 今回は、販売目標の設定は、「損益分岐点」がカギ
法務 相続による不動産の登記について
事務所通信におおまかな話が掲載されています。登記が強制になります。
消費税 値引き・返品時には返還インボイスが必要?
今回は、「経営の話」のみ追加情報をお伝えします。
経営の話 経営分析に役立つもの
経営分析を行うにあたって、損益計算書と貸借対照表を両方からの分析が必要となってきます。
損益計算書では、「変動損益計算書」が重要になってきます。
TKCのFXクラウドシリーズでは「365日変動損益計算書」「得意先順位月報(発生ベース)」です。
ドリルダウンをして差異を分析することが出来ます。
「当月、前年同月、当月計画」「当期、前年同期、当期計画」と比較することが出来ます。
まだ機能はありますが、まずはこの二つの資料から見ることをお勧めします。
売上高
変動費 (売上高に比例する費用)
限界利益
固定費(人件費)
固定費(他の固定費)
固定費(設備費)
経常利益
損益分岐点売上高は、経常利益がゼロになる売上高は?
固定費の合計額と限界利益の額が一致していれば、経常利益はゼロです。
これを分解していくと
固定費の合計額=限界利益
固定費の合計額=売上高×限界利益率
売上高=固定費/限界利益率
いつも公式が思いつかない場合には理屈から入り、図をイメージしながら考えます。
固定費を支払うことが出来るためには、限界利益がいく必要か?と
この損益分岐点売上高の話は、重要なため過去の事務所通信にも出てきています。
利益を出すためには、3つの要因しかありません。
売上高を伸ばすこと
限界利益率を高めること
固定費の支出を抑えること
この3つを複合的に考えて行う。
利益利率が下がっても、値引きをして売上高を今以上に伸ばす。
人がいないため、高機能商品を販売して売上高が少なくなっても限界利益率を高め、利益を確保する。
もう一店舗増やして、売上高を上げていく。
ここで意思決定が重要となってきます。
大学の経営学や日商簿記1級の会計が役立ってきます。
経営分析で重要と思われる指標
収益性分析では
総資本営業利益率(%)
総資本経常利益率(%)
総資本回転率(回)
売上高営業利益率(%)
売上高経常利益率(%)
クラウドシステムでの経営分析について
スタンドアロン型では、TKCにデータを送りますので、有料により「月例経営分析表」を出力することが出来ます。
今回、事務所で勧めているFX2クラウドでは、伝送という概念がないため「月例経営分析表」を出力することが出来ません。
どんな経営分析書を渡すことが出来るか?
クラウド会計の場合、10年間の決算書をベースにした経営分析報告書は、PDFでお渡しすることが出来ます。
しかし、「同期分」や「当月分」の経営分析の比較はは出力されません。
手計算でするか。FXクラウドとエクセルを連動させる機能(MR設計)で作成する方法があります。
マークスでは去年から、関与先様や新規顧客へのクラウド化を本格的に勧めています。(特に新規関与先)
いずれ経営分析については、改善していくと思っています。
10年間の経営分析報告書の「経営分析」では以下の資料が載っています。
収益性
運転資金
生産性
安全性
もちろん、これ以外にもグラフ等で表示されている資料もあります。
マークスが目指している未来像「関与先様の黒字決算」です。
月次監査を行っていて思うことは、利益を出して納税をしている会社は安全税が高いことです。少しぐらいの売上減少でも余裕があります。
会社規模や借入金の返済額によって、求める利益は違ってきます。資金繰りを考えながら求めるべき利益を目指していきたいものです。
やはり、適正利益を出すことは会社を継続する上で必要なことだと考えています。
TKCの優良企業の定義の一部に以下の指標があります。(公表されています。)
限界利益額が2期連続増加
自己資本比率30%以上
税引前当期純利益がプラスである
まずは、当期純利益を出して、いずれ、自己資本比率を30%になるようにもっていくのをひとつの指標として考えていくのがいいと思います。
もちろん、創業時は先行投資をしなければならないかもしれません。開発費を使わないとならないかもしれません。成長ステージによって判断してください。
経済産業省では、ロカベンの作成をすすめています
ローカルベンチマークといい企業の経営状態の把握を行うための記載するシートとなっています。
略して「ロカベン」といいます。
当事務所でもローカルベンチマークの一部分を編集することが出来ます。
TKCにデータが蓄積している関与先様のみ「6つの指標」(財務面)が作成できます。
過去に蓄積されたデータをもとに自動的に計算してくれます。
ローカルベンチマークの6つの指標
売上高増加率・・・売上持続性
営業利益率・・・収益性
労働生産性・・・生産性
EBITDA有利子負債倍率・・・健全性
営業運転資本回転期間・・・効率性
自己資本比率・・・安全性
非財務情報(業務フロー・商流把握)、4つの視点はお客様のほうで考えなければなりません。
経済産業省のホームページには作成の仕方が書かれていますので参考にしてください。
お客さんのことは、すべて分かっているわけではありません。このような資料を作成してくれると理解度増します。
業界のことを理解しようとしていますが、専門的なこと、略語、業界の常識などがあまり分かっていないこともあります。
一度聞いたことがあるのですが、時間が経つと忘れてしまう可能性があります。
こちらの提案も、業種によってはあてはまらないこともあるかと思いますが、ふかん的な目で見てはどうでしょうか。
経営の神様「松下幸之助」
事務所ニュースでの中には、PHP文庫から抜き出した資料が入っています。
このPHP文庫は、パナソニックの創業者 松下幸之助氏が創設しました。
「松下幸之助 経営の心得」の一文です。
ためになることが書かれています。今でも通用すると思っています。2分もあれば読み切れる量です。
当たり前のことを愚直に行う。
ゴールデンウィークで観た映画 SLAM DUNK
今年のゴールデンウィークに映画「THE FIRST SLAM DUNK」を見に行きました。子供も誘いましたが行かないとのことで一人で行きました。
涙が流れていました。映像もきれいでした。山王戦の結果は漫画で読んで知っていましたが、ハラハラしました。
「あきらめたら、そこで試合終了」「きつくても めいいっぱい平気なフリをする」等
自分もスポーツをしてきたのでそう思いました。
この作品は去年の12月から公開しているので、もう5か月ほど公開しています。
アニメの主題歌で出てきた駅を見にいったりしている人もいます。そういえば高校生の遠足が鎌倉でした。この場所には行きませんでしたが
よく調べてみるとアニメが始まったのが、大学生だったので自分が高校生のときはそこまで知らなかったです。近くの女子高も遠足で遊びに来ていたので楽しかったです。
40代から50代の方と話をすると、スラムダンクいいですね。という話になります。
海外の方も、注目しています。
今日、こんな話をしていたので、いつDVDが販売されるのかを調べていたら、10月27日に公表されるそうですね。