明けましておめでとうございます。
1年かけてインボイス制度やシステムにまつわる話を提供していきます。
令和5年1月7日(土)は、競技かるた名人位・クイーン位決定戦です。
近江神宮で開催されています。映画「ちはやふる」でクイーン位決定戦があることを知りました。
7月には全国高等学校選手権大会がありました。
大阪府の代表は天王寺高校が出場しました。天王寺高校の文化祭を見にいったときにかるた部が実演をしていたのを見て私の母校も
強かったのを思い出して調べてみると静岡県の第2代表で出ていました。
経営理念と会計
今回取り上げられている記事は、令和4年に亡くなった稲盛氏の話です。
稲盛氏が重要視するのは、「経営理念」と「会計」です。
企業が大きくなるには、技術力や資本力といった「目に見える資源」が重要です。
誰もが、思うことです。資本力では、大企業が有利に働きます。
「目に見える資源」だけではなく、経営理念の「見えない資源」もまた大切になってきます。
経営理念は、腑におちるまで、言い続けることが大切だと言われています。
経営理念を額に飾ったり、朝礼で唱和をしても具体的な出来事等で常々語らないとダメです。
行動するときの判断基準となります。
さて、稲盛氏が創設した京セラの経営理念は
全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。
心をベースに経営する。
京セラは、資金も信用も実績もない小さな町工場から出発しました。頼れるものは、なけなしの技術と信じあえる仲間だけでした。
会社の発展のために一人ひとりが精一杯努力する、経営者も命をかけてみんなの信頼にこたえる、働く仲間のそのような心を信じ、私利私欲のためではない、社員のみんなが本当にこの会社で働いてよかったと思う、すばらしい会社でありたいと考えてやってきたのが京セラの経営です。
人の心はうつろいやすく変わりやすいものといわれますが、また同時にこれほど強固なものもないのです。その強い心のつながりをベースにしてきた経営、ここに京セラの原点があります。(以上 京セラのホームページより)
稲盛経営12ヶ条 「稲盛和夫OFFICAL SITE」より
第1条 | 事業の目的、意義を明確にする |
公明正大で大義名分のある高い目的を立てる | |
第2条 | 具体的な目標を立てる |
立てた目標は常に社員と共有する | |
第3条 | 強烈な願望を心に抱く |
潜在意識に透徹するほどの強く持続した願望を持つこと | |
第4条 | 誰にも負けない努力をする |
地味な仕事を一歩一歩堅実に、弛まぬ努力を続ける | |
第5条 | 売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える |
入るを量って、出ずるを制する。利益を追うのではない。利益は後からついてくる | |
第6条 | 値引きは経営 |
値決めはトップの仕事。お客様も喜び、自分も儲かるポイントは一点である | |
第7条 | 経営は強い意志で決まる |
経営には岩をもうがつ強い意志が必要 | |
第8条 | 燃える闘魂 |
経営にはいかなる格闘技にもまさる激しい闘争心が必要 | |
第9条 | 勇気をもって事に当たる |
卑怯な振る舞いがあってはならない | |
第10条 | 常に創造的な仕事をする |
今日よりも明日、明日よりも明後日と、常に改良改善を絶え間なく続ける。 | |
第11条 | 思いやりの心で誠実に |
商いは相手がある。相手を含めて、パッピーであること。皆が喜ぶこと | |
第12条 | 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で |
もっと詳しく知りたい方は
税理士法人マークスの目指すべき未来像は、関与先の黒字決算です。
関与先様が黒字体質になるよう、経営計画を作成しそれを毎月の巡回監査で検討し、問題点を考え、黒字決算へ導けるように努めます。
関与先の黒字化への貢献です。
会社を経営をするのはお客さんです。税理士法人マークスが出来ることは会計を通じての貢献です。
黒字決算を行うにあたっての原則
(1)売り上げを最大に、経費を最小に
これは上の第5条にあたる文章です。
(2)値決めは経営である
これは上の第6条にあたる文章です。
(3)キャッシュベースで経営する
お金に焦点をあてています。
これらの事例は、稲盛和夫の実学 経営と会計に書かれています。
1998年に出版されて、おそらくその当時にベストセラーになったかと記憶しています。
図書館で借りて読んだか、本屋で購入したかは定かではないですが、当たり前のことが書かれていたと思います。
いまでこそ、キャッシュフロー会計は普通になっていますが、あの当時にキャッシュベースのことを書いてあるのは斬新だったと思います。
なぜなら、損益計算書は発生主義が基本であり、「この人は何を言っているんだ。」という思いがありました。
上場会社がキャッシュフロー計算書を添付するようになったのが、2000年だったのでそれよりも前に本に書かれています。
(だいぶ前に読んだので記憶が間違っている可能性もあります。)
私の本の読み方は、気になったキーワードの本を何冊かまとめて読む。又は気になった著者の本をまとめて読むやり方をしています。
よって、どの本で書かれているかまでは分からないですが、アメーバ経営もそのときに出てきた言葉です。
あと、事務所がTKCシステムを使っているので、稲盛氏の本ではないですが、月次決算や日次決算の本や雑誌も読んだ記憶があります。
会社を大きく考えているのなら、FX4クラウドをお勧めします。部門別や支店別や勘定科目を増やすことが出来、複合的に比較することが出来ます。
FX4クラウドの月額レンタル料は、55,000円~です。
FX2クラウドは、部門別が取ることが出来ます。FX2クラウドの月額レンタル料は、16,500円です。(令和6年4月に改正)
読んでおきたい本
JALグループ企業理念
2010(平成22)年1月に会社更生法の適用を受けて、稲盛氏がJALの会長になりました。その2年後の2012(平成24)年9月に再上場をはたしました。
このJALの企業理念は、京セラの企業理念に近いものがあります。
JALグループは、全社員の物心両面の幸福を追求し、
一、お客さまに最高のサービスを提供します。
一、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。
JALとして掲げた企業理念の冒頭に「全社員の物心両面の幸福を追求する」とあります。これは「お客さまに最高のサービスを提供」するのも、「企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献」するのも、全てはJALグループに集う社員一人ひとりの懸命な努力の結集があればこそ実現できることであり、社員が一生懸命努力するためには、心の底から「JALで働いていて良かった」・「JALの一員として頑張ろう」と思うことが大切であるという考えがあるからです。
また、物心両面の幸福とは、経済的な安定や豊かさに加えて、仕事に対する誇り、働きがい、生きがいといった人間の心の豊かさを求めていくことで、素晴らしい人生を送るとともに、心をひとつにして一致団結し、お客さまに最高のサービスを提供できるよう、必死の努力をしていかなければならないという、思いを込めています。
また、JALフィロソフィがあります。
全員が持つべき意識・価値観・考え方が示されています。
読んで思ったことは、稲盛経営12ヶ条に近いものを感じました。別段難しいことが書かれているわけではなく平易な言葉で示されています。
日本航空の破綻について
平成21年4月から経営改善計画の策定が指示され、平成22年1月19日に会社更生法に基づく更生手続き開始の申し立てがありました。
再上場していから13年が経とうとしています。
今後の動きに注目したいです。
飛行機について (経営とは関係ないですが思い出)
飛行機は、海外旅行や慰安旅行で遠くの場所に行くときにしか利用しないですが、搭乗するときにはワクワクします。
JALのマークが、いつから変更して、再上場したころには、鶴のマークに戻ったのもうれしいです。
私が、小学生のころ、「スチュワーデス物語」を見ていました。
そして、小学校のときの修学旅行先が、羽田空港や鎌倉だったので、この鶴のマークが印象的でした。
JALのことを話したので、ANAの宣伝もしますが、「GOOD LUCK!!」もドラマも見ました。
2015年のシルバーウィークのときに家族旅行で九州に行きました。そのとき北九州空港で見たスターフライヤーがかっこよく、どこの国の飛行機か調べてみると、日本の航空会社であることが分かりました。それが、スターフライヤー 黒い飛行機です。
関空からは、唯一羽田行きがあります。第一ターミナルから乗れるのもメリットです。
黒を基調として、席も割と広かったです。
2017年の事務所の慰安旅行で東京に訪れた時に、このスターフライヤーを使って関西国際空港から羽田空港に行き、羽田空港にあるカステルモールというイタリアンレストランで飛行機を見ながらランチを取りました。
このレストランは、大人数でいくとシェアできるのでいいです。また9月で暖かかったので外で食事をしたのも印象的です。その後、14時からのJAL(SKY MUSEUM)の工場見学を行いました。この見学は無料です。身近で飛行機の修繕や展示物が見れるのでもしチャンスがあればぜひ行ってみてください。
関空を中心としたピーチも仙台に行くときに利用しました。ピーチはチケット代が安くてお得です。サービスを有料制にしています。
今年1年がんばっていきましょう。