事務所ニュース

デジタル化も未来像も一気に広がっていきます。(令和4年8月号)

2022年8月10日

請求書システムは、何を使っていますか? TKCのSX2、弥生販売、エクセル等があります。
FXまいスタークラウドは、令和4年6月から、FX2クラウドは令和4年10月から販売管理がクラウド化になります

 

現在の、お使いの販売ソフトは消費税の仕入税額控除の要件に合致していますか?
令和5年3月までに、下に掲げる課題をお客様と一緒に確認していきます。

クラウド化を勧める理由として、パソコンとネット環境があればどこでも入力でき、効率化に繋がるからです。

 

クラウド化へのヒントは、マイナンバーカードの普及対策にあり

マイナポイント第2弾で、健康保険証利用、公金受取口座登録が4年6月30日からスタートして、これで一気に進むのか注目しています。
このマイナポイントをもらうにあたって、マイナンバーカードが必要となってきます。申請は令和4年9月末までです。
(9月20日延長が決まりました。12月末までになりました。マイナポイントの申込期限は変更なし)
マイナポイントの申込期間は令和5年2月末までです。

マイナポイント第2弾について 政府広報

国の施策では、令和5年3月までにほぼ全国民に行き渡ることを目指しています。

マイナンバーカードを持つと、コンビニエンスストアなどのマルチコピー機で住民票、印鑑証明書の各種証明書を取得できます。
市役所や区役所にいかずに近くのコンビニで取得が出来ることが大きいです。市役所では行くまでの時間、待ち時間もありますので、時間短縮が出来ます。

大阪市では、住民票の写し、印鑑証明書 窓口取得の場合 1通300円ですが、コンビニ交付の場合 1通200円です。

マイナンバーについての詳細はこちら

詳しくはコチラ

(参考:マイナポイント第1弾は令和2年9月~令和3年4月末まで)

総務省 マイナンバーカード交付状況についてより作成
月の1日時点での資料で作成しています。

 

(大阪市では、現在マイナンバーカードをお持ちでない方は、カード交付申請書(QRコード付き)が7月下旬から送付されます)

直近データです。

令和5年1月31日現在 普及率
1番 宮城県都城市 90.1%
2番 兵庫県養父市 89.1%
3番 石川県加賀市 81.3%
参考 大阪市 61.2%

都城市 よく見る市だと思ったら、ふるさと納税でも上位にくる市でした。

 

令和4年11月30日現在 普及率
1番 宮城県都城市 87.5%
2番 兵庫県養父市 86.5%
3番 石川県加賀市 78.6%
参考 大阪市 55.2%

 

令和4年9月30日現在 普及率
1番 宮城県都城市 84.7%
2番 兵庫県養父市 82.9%
3番 石川県加賀市 76.9%
参考 大阪市 50.3%

 

上位3番目までの市

令和4年7月30日現在 普及率
1番 宮崎県都城市 82.6%
2番 兵庫県養父市 78.7%
3番 石川県加賀市 74.8%
参考 大阪市 47.5%

 

令和4年6月30日現在 普及率
1番 宮崎県都城市 81.3%
2番 兵庫県養父市 77.8%
3番 石川県加賀市 74.4%
参考 大阪市 46.8%

 

令和4年6月1日現在 普及率
1番 宮崎県都城市 79.7%
2番 兵庫県養父市 76.9%
3番 石川県加賀市 74.0%
参考 大阪市 46.3%

普及率が低いところは、約20%台(令和4年6月前後)
人口が少ない町、村が占めています。

全国平均は、45%程(令和4年6月)ですが、80%超の市、村もあれば、20%台の市町村もあります。
同じ日本でありながらここまでの差が開いています。

私見ですが、普及率が進んでいる県は現状のままでいいですが、普及率が悪い県の普及策がすすめば一気に全国の普及率は進むと思います。

 

上位の市の取り組み方

都城市の取り組み(当初から取り組みが進んでおり、全国の市町村が参考にしていました。)

「みやこのじょうし」と読みます。

「都城方式」ショッピングセンターなどで申請サポートをする仕組みを作り上げています。タブレットの活用。
取得者には市独自の5,000円の金券。デジタル技術を活用し、市民サービスの向上。アナログでのデジタル弱者支援を強化しています。
勤務先へ出向いて、出張申請補助もあります。
またスマートフォンショップもサポートしています。
申請を補助する専用車両の導入もしています。
住民側のメリットは、窓口の証明手数料が住民票の写し300円、戸籍謄本450円がコンビニでの発行手数料が一律150円となっています。
半額以下になっているので、窓口で取りに行くよりもお得感もあります。(令和3年7月1日~)

都城市 マイナンバーの取り組み

7月15日の更新の記事では、全国の市区で初 マイナンバーカード交付率が80%を超えました。

 

養父市の取り組み(令和3年3月1日時点での普及率は34.1%)

「やぶし」と読みます。

令和3年7月から、ご近所・ご自宅に出張して写真撮影から郵送まですべて無料で行っています。
市独自の普及促進クーポン券発行 2,000円分。カードを持つことにメリットがあることをアピールしています。

養父市 マイナンバーカードについて

養父市ではないですが、近くに神鍋高原マラソンがあり、独身のころはよく参加していました。帰りに城崎に温泉に行ってました。
この大会は2020年に無くなりました。平成10年頃は手作り感があり走り終わったら、お肉やスイカを食べたことを思い出します。

 

加賀市の取り組み (令和2年10月から一気に普及が進みました。令和3年1月~12月まで普及率1番)

加賀市は市内で使える「かが応援商品券」の配布5,000円分をマイナポイントに付与する施策。
職員の追加体制、土、日も申請可能。タブレットの活用、QRコード、情報共有、申請者への事前周知。
高齢者を対象としたスマホ教室やスマホよろず相談所を開設しています。

加賀市といえば、温泉で有名です。山代温泉、山中温泉、片山津温泉があります。

加賀温泉郷

 

 

総務省のHP 情報通信機器の保有状況、マイナンバーカード交付状況について 4月頃のデータ
電子申告のe-TAX(法人税申告、所得税申告) 国税庁のHPの報道資料より抜粋 システム普及責任者作成

 

今後「税理士法人マークス」がシステム普及を進めていくための方針は

一番重要なことは、お客さんの声を聴く。(何に困っているか?どこに時間がかかっているか?)
また、これらの問題点を把握をして、所内で情報を共有し、改善点を事前に把握していく。
専門部隊を立ち上げて、お客様の要望があれば訪問してアドバイスを行います。
「過去のシステム情報」がこのサイトを使って、自分のペースで確認できるようにする。(令和5年12月まで)
クラウドシステムを自信をもって勧められるように所内研修、所外研修の徹底(所内研修は月1回、所外研修は随時)

 

クラウド会計(FXまいスタークラウド、FXクラウド)の導入目標件数

令和4年12月末現在の目標 20件
令和5年12月末現在の目標 40件
現在地点(令和5年1月) 20件

FXシリーズは、全国で295,000社が使っています。このシステムはあくまでも道具です。
この道具をうまく使うことにより、黒字決算、時間短縮、経営判断のお役にたてればと思っています。

税理士法人マークスの現在地がどの地点かを意識しています。上の表のように30%を超えるあたりから、一気に認知度があがってきます。
60%を超えれば、ほとんどの方が説明が無くても通じます。80%を超えると当たり前になってきます。
80%を超えると「え~、持っていないの」になります。

販売ソフトと会計ソフトは連動します

 FXまいスタークラウドの販売管理機能が、6月よりスタートしました。会計と連動しています。

導入する前の確認事項

① 現在の業務フローチャートの確認

② 取引先コードの統一 取引先の詳細入力

③ 管理機能のどの部分を利用するか

 

会計と販売ソフトが連動しているので、インボイス制度を見据えてこれらのことを考えてほしいと思います。

(TKC資料より)

 

3分の1の時間短縮、効率化に向けて必要となってくるツール

  •  ネット環境を整えること
  •  インターネットバンキングが出来ること
  •  FXシリーズのクラウド会計を導入する
  •  スキャン専用機の購入
  •  モニター画面の購入

 

効率化を進めるにあたって、時間はかかりますが上記の必要となってくるツールも説明もしていかないと先には進まないと感じています

もし、クラウド化や作業効率化に気になる方は、担当者か税理士法人マークスまで是非ご相談を!

 

今月の言葉 大人になるっていうのは与える側になること。


大人になるっているのは与える側になること。仕事というのは社会に何かを与える行為。

仕事を考え出して初めて大人になれるんだよ。人から与えてもらったものは仕事とは言わない。作業というんだ。

By 桜木先生 エンゼルバンクより(ドラゴン桜の会社版、転職活動)

 

マイナンバーカードの普及に力を入れている市は、どのようにしたいかの未来像が描けていますね。
「作業」は仕事をしたという充実感はありますが、生産性はあまり無いです。
どのようにしたら生産性が上がるかを考えていきましょう。

私が「ドラゴン桜」の漫画を読んで、次に読んだのがこの「エンゼルバンク」の本です。

本の詳細はこちらへ

 

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