システム化に向けての提案です。
もし、経理作業の入力時間の1/3を削減できるのなら
システムでいくらまで、費用負担できますか?
(令和4年12月 事務所の慰安旅行 京都の網野にて)
これから令和5年12月までの約2年間、「システム責任者」がこのページの担当になりました。
TKC会計ソフトは、年々使いやすくなってきています。今後3つの事項を解説していきます。
- クラウド会計 会計ソフトがハードディスクからクラウドへ 経理が楽になります。
- インボイス制度 令和5年10月から消費税の計算方法が変わります。(適格請求書保存方式に変更)
- 電子帳簿保存法 本来なら今年の1月から開始でしたが2年間の猶予を与えられました。
代表の福田の税務通信を楽しみにしていた方、申し訳ありません。
約2年間のシステム中心の限定ページとなります。 税務情報の不足分はTKCの税務通信を利用して提供(令和4年5月号)いたします。
考えるようになったきっかけは?
令和3年12月から、マークスの相続専門のホームページの作成を考えています。
そこで、マーケティングが強い製作者に委託しています。
やりとりの中で、「まずは自社の強みや弱み、そして他社はどうなっているかまとめてください。」という課題が ありました。
調べれば調べるほど、冷や汗が流れてきました。頭によぎったのは、「まずい、負けている。」と。
しかし、事務所の会計システムもよく調べていくうちに「総合的には当社のシステムの方が優れている。」と 感じました。
ポイントはただ一つ、「宣伝をあまりしてこなかったこと。」それだけです。
コラムの更新はしていませんが、出来た相続のホームページはこちらです。
その当時、私が考えたマークスのSWOT分析は以下の通りです。
好影響 | 悪影響 | |
Strngth(強み) | Weakness(弱み) | |
内部環境 | 〇マークス創立時からほぼメンバーが変わらない。 〇ベテランのため、あうんの呼吸で伝わる。 〇お客さんのことを良く知っている。 〇お客さんのことを考えて行動が出来る。 |
〇新人を育てるのが下手である。 〇社内教育が一貫していない。 〇新しいことに積極的ではないこと。思考が固定化 〇ベテランがさらに年を取っていくこと。体力の衰え |
Opportunity(機会) | Threat(脅威) | |
外部環境 | 〇クラウド化が始まったばかりなので、チャンスあり。 〇TKCシステムは法に準拠していること。 〇会計事務所の選別が始まること。 |
〇freeeやマネーフォワード会計の宣伝がすごい。 〇これらのソフトは、最初に安いシステム料であること。 〇ホームページ戦略やYouTube戦略が上手である。 〇一度選択した会計ソフトはなかなか変えられない。 |
これまで、事務所ニュースで、あまり会計システムをアピールしてこなかったように感じます。
また令和5年10月から始まるインボイス制度に、非常に危機感を持っています。
お客さんと話していても、「インボイスってそれ何?」という質問を受けます。
いろいろ外部の会計ソフトを調べることにより、脅威を感じます。
(令和5年2月現在でも、インボイスって何?と聞かれます。簡単に消費税の申告をしている事業であることを証明する請求書ですよ。と簡単に答えています。)
なによりも、「TKCのクラウド会計」は良い会計ソフトだと思います。(当事務所がこのTKCの会計ソフトを使っているのでそう思います。)
マークスでも、新しいことにチャレンジしなければなりません。今までの慣れた会計ソフトの方が使いやすいので このままでいいと思うお客さんもいるかと思います。
しかし、インボイス制度や電子帳簿保存法を考えると、クラウド化を避けられない課題となっています。 現在のTKCシステムからクラウド会計にするとレンタル料が上がるお客さんも出てきます。(キャンペーンをした年や顧問契約によって違っています。)
そこで、意識してもらいたいことが、「トピックスの質問」になります。
ここ2年でクラウド化は一気に進むと思われます。 私たちも、クラウド化の波に取り残されないように、所内、所外と研修を行っています。
(この下にある「デジタルトランスフォーメーション」の記事も参考にしてください。)
どのようにお客さんに説明していくのか?
所内でもどのように、お客さんに説明していったら良いかを全体会議で話し合っています。
事務所のお客さんには、年間売上50万円(不動産事業)から年間売上50億円前後のお客さんがいます。関与形態も年一回の確定申告から、毎月監査、経営相談のお客様までいろいろな方と関わっています。会社それぞれに理解度の差があり、特に年一回の申告時のみの個人事業者にはインボイス制度や電子帳簿保存法の説明不足を否めません。そこで、紙媒体のほかに、このWEBでは図や資料を多用して見やすく説明していきます。
毎月関与のお客様は、気になることは、担当者にお聞きください。又は、LINE公式で問合せください。
今後掲載予定の一例です。
皆さんの意見や質問等を参考にしながら、即効性の高いもの、重要度が高いものから紹介していきます。
チェックリスト
- デジタルトランスフォーメーション(全体像)
- 税制制度の解説
- 年商規模によるお勧めなクラウド会計はインボイス制度他社会計ソフトとの比較は?(令和4年5月、6月掲載済)
- 事業適格事業者の届出
- PXまいポータルでマイナンバーを守る。
- 電子帳簿保存法現在のFXとクラウドとの違いは?
- 給与計算ソフトの有効利用は?
- 自宅に居ながら納税が出来る。(電子納税)
- モニタリング情報サービス(銀行へ決算書類の提出)
- 銀行データ、クレジットのデータ読込 フィンテック
- ローカルベンチマーク (会社の通信簿)
- 販売管理システム (SX2、クラウドシリーズ)
- 会計と連動可能‼ レジシステムの連動も可能。Airレジ等
- スマート業績管理 どこでもスマホで確認できる
- 電子サイン ESS (電子契約)
- 分からないところはTKCに質問できる。(TKCシステムまいサポート)
- 事業承継支援サービス等
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予算を登録して予実管理で黒字化を (継続MAS)
左上の「検索」の窓で気になるワードを入れると出てきます。
システムに関しては、有料のものもあれば、ソフトに標準的についているものもあります。
LINE公式に友だち登録お願いします!!
毎月関与のお客さんは、担当者がお会いしているので情報伝達がスムーズです。
しかし、年一回のお客様に関しては情報共提供があまり出来ていない可能性があります。そこで、8,000万人の方が使っている「LINE」を利用しようと思いました。なお、LINEのグループ登録と違い、対「税理士法人マークス」とのやりとりのみです。
他の方の発言を見ることは出来ないので、そのへんは安心してください。また個人の電話番号が漏れることもありません。
情報提供のために、「税理士法人マークス」のLINE公式に友だち登録お願いします。
すでに、ここにたどり着いた方は、LINE公式からの案内で見ているかもしれません。
同業者や知り合いにも、紹介していただけると嬉しいです。
LINE公式で「税理士法人マークス」で検索していただければ出てきます。
経理担当者さんや事務員さんにも、「有用な情報があるので登録してみたら」とお伝えください。
今月の特集 上記の記事の理解を深めるために
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DX(デジタルトランスフォーメーション) 2022年1月号 新年あけましておめでとうございます。皆様方におかれましては、新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。 新型コロナウイルス感 ...
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消費税の請求書方式が変わります 2021年5月号の記事から 令和3年4月1日から消費税の総額表示の完全義務化がはじまりました。 値札や飲食店のメニューなど直接消費者に表示するものについては、消費税を ...
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「夢にときめけ!明日にきらめけ!」By 川藤幸一 ROOKIESより