所内研修

所内研修 令和5年1月分

2023年1月20日

令和5年1月の所内研修

現在、システムやインボイス・電子帳簿のための研修を月1回全体会議の時に開いています。

クラウド化が進んでいる税理士事務所の「どのようにクラウド化を進めていくか?」という研修動画を見ました。
他にも、報告資料はありましたが時間の関係で出来なかったため、ここで簡単に報告します。

あと最後にセミナーのお知らせもあります。

 

セミナーを聞いて思ったこと

セミナーの動画を見ての感想は、二人の税理士先生の本音のやりとりで聞いて勉強になりました。

X世代、Y世代、Z世代と言う言葉を聞きました。
「タイパ」という言葉も初めて聞きました。
ショートカットを行い、2画面で監査を行う方法

 

X世代 1965年~1980年 私が生まれた世代です。人数が多い世代です
Y世代 1980年~1995年 ゆとり世代 30代~40代
Z世代 1995年以降の生まれ

おおよその枠です。ひとまとまりにするのもおかしいな話ですが、このように呼ばれています。
1995年と言えば、平成7年 Windows95が発売された年です。
2008年(平成20年)は、アイフォーンが3Gが販売された年です。
これから生産労働者人口をささえるX世代からZ世代の方は、パソコンやネットを駆使するのが当たり前の時代です。

コスパと言う言葉は、コストパフォーマンスです。(これは知っていました。)
タイパはタイムパフォーマンスのことです。
タイパは、動画を倍速にして時間短縮をすることです。

今、若い人は長い動画を見ることができなく、2倍速で飛ばしてメインのところを通常の速さで見るそうです。
そういえば、文字の短縮もよく行っていて何の略語だが分からないことも多々あります。

私も、テレビの録画でCMをスキップすることはありますが、テレビは通常の倍速で見ています。
研修動画は1.5倍から2倍ぐらいで見ます。
そういえば、動画配信サービス「GYAO!」が今年の3月末で終了になります。理由の一つに見ている人が長い時間、動画を見ることが出来なくなったことにより
CMでの手数料を稼げなくなったのも理由の一つです。このアプリ、私もドラマを見逃したときに見るのに利用していました。
今後は「TVer」にシフトしていくかと思います。

 

会計システムの導入については、DXを考えるとクラウドは避けては通れない道です。
これからの新規のお客さんに関してはクラウド化を勧めています。

デメリットは、少し画面の切り替えに時間がかかります。
3秒以内に変更は出来ています。  

スタンドアロン型(一台のパソコン)の方がサクサクと画面が切り替わります。
(パソコンのハードで動かしている分早いです。)
この辺の対処は、裏メニューを使って、画面を二つ出してカバーすることが出来ます。

それでも、今後会計の入力作業の時間短縮を考えるうえでクラウド化は必要となってくると考えています。
また時期に切り替え時間も短縮化されると思います。

クラウド会計のシステムを軽くするために、現在の進行分と過去2年分のデータしか見ることが出来ません。
一方、スタンドアロン型は、過去10年のデータを簡単に見ることが出来ます。

クラウド型は、電子帳簿保存法のシステムを使って古い年度はカバーしています。

電子帳簿の閲覧方法

TISCに保存されます。作成された電子帳簿・書類データはクラウドの「電子帳簿・書類の閲覧」メニューで閲覧が可能です。
なお、電子帳簿(CD-BOOK)は提供されません。

メニュー> 「電子帳簿・書類」 → 「電子帳簿・書類の閲覧」
最大で10期分の電子帳簿・書類の閲覧が可能です。

税理士法人マークスでは、関与先の黒字化、書面添付、申告是認の3つを柱に掲げています。
この3つを実現するためにお勧めするソフトです。

 

黒字決算や書面添付をおこなうには、月次巡回監査が大切になってきます。
黒字を実行するのは、関与先自身です。前月までの数字をもとに何をしなければならないのか?

 

FX2クラウドのお勧めするところ

経営者にとってお勧めなところは

最新の全社業績を即座に把握することが出来る。クラウド上だからどこからでも見ることが出来る。
(日々入力することが重要です。フィンテックや証憑保存で時間短縮)

・どの部門に問題があるか分かることが出来る
・得意先別の売上順位・増減傾向を把握することが出来る
・会計事務所と繋がっているのでいつでも同じ画面を見ることが出来る。

 

クラウドシステムの機能の紹介

・365日変動損益計算書の推移表

ホーム→「変動損益計算書」 この左上に「推移表」のボタンがあります。
今まで、ありそうでなかった機能です。通常の損益計算書や貸借対照表の推移表はありました。

付箋機能

 

仕訳に監査用付箋を貼ることや、確認したい内容を調書に記録することが出来ます。
仕訳に訂正がある場合は、経理担当者へのコメントを記載することが出来ます。

監査用付箋は、会計事務所側から入った場合のみ見ることが出来る付箋です。
巡回監査調書には、確認した内容を調書に記録することが出来ます。仕訳を分類し、また確認した事項を記録しておく機能です。

決算に影響する事項、書面添付の記載事項を分類・記録しておき、決算時に見返します。

 

過去仕訳コピー

弥生会計もこの機能があります。
同じ仕訳を入力するときに、コピーして貼り付けします。

 

 

PX2(給与計算ソフト)利用企業が10万社を突破 令和4年12月14日

この給与システムは、平成5年4月12日提供開始が始まったので、30年かけて10万社達成です。
FXシリーズが2022年12月末30万社達成しています。(この件数は個人事業も含まれています。)
法人税の会社数がおおよそ301万社です。よって、会社のおおよそ1割はTKCシステムを使っています。

1月からシステムを変えるは最適でしょう。現在はスタンドアロン型ですが、今年の後半からクラウド化になります。
PX2なら、残業時間の計算や有給休暇の取得状況が分かります。
今までエクセルや他のソフトを使っているお客さんが、このソフトを使って計算が楽になったという言葉をよく聞きます。
特に社会保険の更新や残業代の計算が自動で行ってくれるのが喜ばれます。

FX2クラウドのレンタル料の中には、このPX2のシステム料金も含まれています。
今年の10月まではこのスタンドアロン型ですが、11月からはクラウド化に移行します。(今年は年末調整はクラウドでは出来ないです。)

TKCシステムまいサポートは、クラウドシステムを導入しているところは、レンタル料金の中に含まれています。
給与振込はインターネットバンキングが可能
また源泉所得税や個人住民税の電子納税も可能(ネットバンキングが契約していることが条件となります。)

 

会計システムの紹介

当事務所からお客さんへのレンタル料は、以下のとおりになっています。
直接 TKCからレンタルできるソフトではなく、会計事務所を通じてのレンタルとなります。
また、会計事務所との顧問契約が必須となります。

FX2クラウドのレンタル料 15,400円(税込み)

同時接続は2人までレンタル料に含まれます。(増やすことが出来ます。別途追加費用がかかります。)
給与の人数は無制限
PXまいポータルも登録制限はありません。

 

FXまいスタークラウドのレンタル料  8,800円(税込み)

同時接続は1人まで(増やすことが出来ません。)
あんしん給与は30名までの処理可能
PXまいポータルも30名までの登録可能

共通認識 (どちらのソフトにも含まれている)

販管システムは、SX2相当の機能です。
電子納税かんたんキット(無料です)
スマート業績確認機能(無料です)
TKCまいサポートの利用(無料です)

TKCクラウドシステムの紹介です

こちらの情報の方が詳しく掲載されています。TKCのホームページにいきます。

https://www.tkc.jp/fx/shokai/

 

戦略経営者セミナーのお知らせ

事務所主催のセミナーではないですが、税理士法人マークスからシステムを導入している株式会社DearLauraさんが、令和5年2月7日(火)にセミナーを開催します。

10時~12時までです。WEBからでも参加することが出来ます。

 

関与先の経営者及び経理担当者にぜひ使っているシステムは、最上位機種のFX4クラウドです。
こちらのお客さんは、本当にシステムを使いこなしています。分からないところがあればTKCシステムまいサポートで操作を聞いて
有効利用している関与先様でもあります。システムについては、関与先さんの方がよく分かっている会社のひとつだと思います。

部門別や他社システムからの読込を考えている場合はこちらのソフトをお勧めします。

 

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